人間の髪の毛とはいったい何のためにあるのでしょうか?人類の遥か祖先は衣服を着ていなかったため、寒さから身を守るために毛が全身に生えていたのは分かります。しかし今の現代人にとっての髪の毛の役割とは?
今人間の体に残された体毛は髪の毛を始め極僅かです。髪の毛は直射日光を防いだり、頭部からの衝撃を吸収するためとも言われています。しかしスキンヘッドの人がいっぱいいて何の不自由もなく生活できているのですから、もはや人間にとって髪の毛はどうでもいいものなのです。
でもそうはいきません。なぜなら髪の毛には現代人のファッションの一部としての重要な役割があるからです。これは年齢に関係のないことです。若かろうが老いていようが、その人が「必要だ!」と思えば髪の毛は絶対に必要なものです。
しかし先ほど述べたように、人間としては、体としては、髪の毛は絶対に必要な器官ではありません。もしなかったからといって髪の毛がある人に比べて損害を被ることもないでしょう。その人自身が気にしていないなら何の問題もありません。
育毛に悩む人は何とかして髪の毛の抜け毛を防ぎ、増やし太くしようとします。それはその人が「髪の毛は重要」と考えているから。でも体は「重要でない」と考えているかもしれません。特にあってもなくてもいいのですから当然です。つまりここで、その人の気持ちと体自身との考えにずれが乗じてきそうなのです。
そのため、いくらあなたが育毛に力をいれても体自体はそれに同調してくれません。それに必要でない器官をあなたほど頑張って維持していこうともしません。必要がないと思えば成長をストップさせ抜けさせてしまうかもしれません。
もし、あなたが会社や人間関係のストレスを受けていたら?塩っ辛い・脂っこい食事ばかりとっていたら?いつも睡眠不足だったら?野菜をとらない偏食だったら?・・・
体はどうなっているでしょうか?体にとってこれらのことは非常にダメージが大きくて、1日中常にこれらのストレスやダメージから身を守るため脳からあらゆる信号を出し防御反応を起こしています。それには非常に時間とエネルギーを必要とします。
そんな状況下では、特に必要でない髪の毛を体は軽んじてしまうかもしれません。なぜならどうでもいい髪の毛の維持や成長にエネルギーを回すよりは、肝臓や腎臓、胃、脳、神経・・・などなどもっと大事な器官があり、そっちの維持・回復で手一杯になると考えられるからです。
もしあなたが薄毛で悩んでいるなら、もうあなたの体は髪の毛を放棄し始めているのかもしれません。あなた自身の生活環境や食生活、ストレスの大きさに何か自覚があるなら、それらの対策をすると共に、疲れてしまった体を元通りに元気よく活性化させてあげる必要があるのです。